ワインのあれこれVol.9

<赤ワインと料理の相性>

赤ワインについては、これまで何度も述べてきたように、その渋みが特長であり、最大の魅力でもあります。
ですから、赤ワインと料理の相性を考えるときには、それぞれの渋みの特長を考慮にいれることが基本です。とはいえ、おいしい赤ワインは単に「渋い」だけではなく、「渋みを含む豊かな味わい」をもっています。そして、こうした味わいのワインには、やはり濃い目の重厚な味わいの料理が合います。

焼き鳥を例のとってみると、塩焼きしたものに白ワインが、タレで焼いたものには赤ワインがより合うように思います。これは、タレの成分である醤油やみりんなどが作る濃厚な甘辛い味に、赤ワインの渋みがマッチするからです。同じような理由から鰻の蒲焼なども、赤ワインとの相性は良いのです。もちろんタレを絡めて食べる焼肉などが合うのは言うまでもありません。マンズワインで言えば、「醸造家のハウスワイン」「リュナリス マスカット・ベーリーA」「四季旬香 マスカット・ベーリーAなどが良いかと思います。

さらに、ビーフシチューとか、ボリュームのあるビーフステーキ、あるいは少し癖のある味わいのチーズと濃厚な赤ワインの組み合わせは、ベストマッチと言っても良いと思います。これらに当てはまるマンズワインはソラリス 東山カベルネ・ソーヴィニヨン」「ソラリス信州カベルネ・ソーヴィニヨン」「ソラリス 小諸メルロー」「ソラリス 千曲川産メルローなどが挙げられます。

「濃厚な味わいの料理には、赤ワイン」というのを一つの基本として考えてください。 


さて、赤ワインの別な使い方を、2つほどご紹介します。レトルトのカレーを利用するとき、熱湯で温めたり、レンジで加熱するのが一般的だと思いますが、温めたりせず小さな鍋に中身をそのまま入れます。ここに少量の赤ワインを加え火にかけます。要するに赤ワインを入れて煮込むわけです。レトルトのカレーがワンランクアップした味になります。

次にスーパーなどで売られている、すでに蒲焼になってパックされている鰻にも赤ワインが使えます。フライパンを熱し、油を敷いてパックされた鰻をいれます。ここで、赤ワインを加え、フライパンにふたをして、しばらく蒸し焼きにします。最初は皮目のほうから焼き、ある程度したら、ひっくり返し、またふたをして焼きます。赤ワインと一緒に、鰻と一緒についてくるタレを半分くらい、フライパンに入れて赤ワインと少し煮詰める感じにするとおいしくなります。赤ワインを使うことで、鰻がふっくらとし、たれの味もコクが増します。ここで使うワインの量は少ないので、残ったワインはもちろんカレーや鰻と一緒に楽しみましょう。一度試してみてください。


オンラインショップ責任者 竹村重雄